【神奈川の整体QA】両肩が痛い！週２の頭痛・腰痛対応は？

肩周りのコリや痛みの原因は大きく分けると次の4つです。

・運動不足：文字通り、運動が不足しています。

・姿勢不良：悪い姿勢というのは、長時間同じ姿勢をとったり、特定の場所にだけ負荷がかかる状態のことを言います。

・ストレス：家庭や仕事で抱えている精神的な負荷も肩こりの原因になります。ストレスは悪いことばかりではなく、いいことでも起こってしまいます。

例えば、「仕事で抜擢されて責任が重くなる」など

・過去の事故や怪我：過去に大きな事故や怪我をしていると後遺症として肩こりや頭痛が残ってしまうことがあります。

原因は様々ですが、共通している点はこれらは全て血流を悪くしてしまうことです。
血流が悪くなると周辺の筋肉に痛みを感じる物質が蓄積してしまいます。
肩こりからくる頭痛で「筋緊張性頭痛」というものがあります。
前述の肩こりと同じ原因で起こりますので、原因を特定して改善することをお勧めします。

他に頭痛の種類として「偏頭痛」「群発性頭痛」があります。

「偏頭痛」は、歩くたびにズキンズキンとする痛みが特徴です。

多くは発作的に、頭の片側に起こり、吐き気を伴うこともあります。

光や音の刺激に過敏になり痛みが悪化します。
前兆として、閃輝暗点といって、視界にチラチラするものが広がって見えることがあります。

「群発性頭痛」は、痛みが季節の変わり目などある期間に集中して起こります。
痛みで我慢ができなくて、這いずり回るほどの痛みが、片目の奥に起こります。
男性に多いのも特徴で、アルコールが引き金になることが多い頭痛です。
頭痛について、「偏頭痛」や「群発頭痛」が当てはまらないのであれば、筋緊張性の頭痛である可能性が高いです。

また腰もなんとなくだるい、頭痛も夕方になると辛くなるということですので、お仕事での姿勢やストレスが原因である可能性が高いですね。

特にデスクワークや立ち仕事など、同じ姿勢を長時間続ける場合は、肩や首、背中にかなりの負担がかかってしまい、血流の低下が顕著になります。

血流が低下すると、その周りの筋肉が硬くなってしまいます。

筋肉が硬くなることで、「コリ」として感じてしまいます。

「コリ」の状態を放置しておくと、さらに筋肉が硬くなり、血流もさらに悪くなるという悪循環に陥ってしまいます。

血流が不足すると、筋肉の組織が痛みの物質を出してしまいます。

Aさんの場合は、午後に肩がガチガチになってしまったり、頭痛が起ったりしていますので、仕事中の姿勢を改善する、休憩をとって肩や背中のストレッチなどを取り入れると改善する可能性が高いです。

もし、やめられているのであれば、毎日でなくても週に3回程度続けてやりましょう。

そうすれば、仕事中の痛みも改善してくると思います。

十分な期間でヨガを続けておられていて、痛みが全く改善しないのであれば、「ヨガの仕方や伸ばしている筋肉は正しいか？」ということに注意してみてください。

毎日やっていても、正しくないやり方で肩こりに関係のない筋肉を伸ばしていれば、肩こりや頭痛が改善しないと思います。

自宅で頑張っていることはとても良いことですが、せっかく努力するのですから、正しいやり方で正しい部位を伸ばしてできるようにしましょう。

そのためには専門家に指導を仰ぐことも必要です。

治療院に通う目的として、

①　感じている痛みや悩みを取り除く。

②　原因を明確にして、改善方法の指導を受ける。

③　定期的にケアとメンテナンスをする。
が挙げられます。

①で終わってしまう患者さんは高確率で痛みを再発してしまいます。

原因の根本的な解決をしないままでは、痛みが再発しても当然です。

②で痛みの原因を明確にしてもらって、指導通りにストレッチや運動を続けられる方は改善も早く、再発の可能性もかなり少なくなります。

続けられない方は治療院の先生と相談の上、ペースを決めて通うことで再発を防ぐことができます。

③ケアやメンテナンスを受けるペースもその症状や仕事の負荷によって個人差がありますので、相談の上決めるべきです。

仕事が普段より忙しくなる時期や残業が続くなど、いつもより負荷がかかりそうな時は頻度を高めるなど、柔軟性を持ってメンテナンスをすることで痛みがひどくなる前に処置することができます。

治療院に通う目的として、「痛みを抑えるため」と「二度とならないため」の2つを意識しましょう。
そうすれば、完全に痛みを忘れて仕事に集中できる日が来ます。